いつもありがとうございます。
水口さんとの出会いは
2013年に出版された、
『足についての本当の知識』を
読んで、フェイスブックで
友達申請をしたのが始まりです。
『足についての本当の知識』を
はじめて読んだときは
衝撃的だったと記憶しています。
当時、新潟に戻って
開業直後くらいです。
同じ時期に
治療についてシューズや
インソールからのアプローチも
考えていましたので、
スポーツシューフィッター資格を取得し
インソールも導入する予定でした。
しかし、
スポーツシューフィッター資格で
取り扱えることのできる、
あるメーカーのインソールの
作成方法に疑問があり、
(崩れた足のアライメントで
足の形を取って作るインソールって
どうなんだろう?
パワーポジションを
取って足の形を作っても動作の時は
どうなんだろう?
というような疑問・・・)
それ以前にも
パッドを切ったり貼ったりして調整する
作成方法のインソールの
ライセンスも取得しましたが、
講習会で先生に質問すると
それぞれ全く違う回答で
困ってしまいました。
それじゃ、
水口さんの提唱する
スーパーフィート社のインソールの
セミナーを受講して
直接聞いてみようと申し込みました。
そのセミナーは
タイミングよく新潟県内での開催で
運も良かったです。
そのセミナーでは
足部の機能解剖はもちろん、
他社のインソールの違いについても
学びました。
今まで疑問に思っていたことが
全てクリアになり、
自分でも使って変化が実感できたこと、
その変化をしっかり患者さんに
説明、体感してもらえたことで
当院でスーパーフィート社の
インソールを取り扱うことになりました。
それ以来、
スーパーフィート社のカスタムフィットの
講習会等でご挨拶させていただいたり
トレイルランニングの大会などで
交流させてもらったり、
また、当院にも顔出していただいたりと
お世話になっています。
そして、
バイニーアプローチ
(統合的運動生成概念)という
今までにない考え方の治療方法を
教えてもらい、
それからは基礎コースを
コンプリートし、
たくさんの理学療法士の先生方とも
ご縁をいただきました。
さらに、
【ミズグチメソッド】の
原型でもある
インソール作成と動作分析の
セッションに選手を連れて
木島平まで
行ったり、選手を紹介したりと
私も一緒に勉強させていただきました。
その後、セッションが体系化され
【ミズグチメソッド】となり、
さらにこの5月から
現在のようなシステムに進化し
多くの方に指導されています。
詳しくはこちら→
https://nurselog.wixsite.com/mizuguchimethod
私も
3年前に【ミズグチメソッド】を
受講しました。
今回はそれ以来の受講です。
3年前の当時は
6月にトレイルランニングのレース中に
右足関節を骨折し、
バイニーアプローチでリハビリを経て
秋に受講という状況でした。
その時に教わったこと、
学んだことが、
時間の経過とともに
主観と客観の
ズレが出てきていると
感じたのが、
今回の受講理由です。
【ミズグチメソッド】の考え方は
すべての運動には法則性があり、
それは
人間のからだの構造やしくみ、
自然の摂理という絶対的な法則に
委ねるということです。
本来の
からだが求める運動を
取り戻す、という感じです。
足し算というより
余計な思考や動きを
取っ払って、引き算していく感覚です。
日本における
ランニング動作の指導は
体幹を固定して
手足以外は
無駄に動かさず、
体力を温存するという考え方です。
しかし、
からだが動かないように
運動を制御することが
結果的にパフォーマンスの低下、
故障の原因を引き起こすという理論は
今までの一般的な考えとは大きく異なります。
久しぶりに診ていただきましたが、
まず自分のからだ、
構造的な問題を指摘され、
いつも患者さんに指導している
自分の状態を自分で把握しきれていない
現実に向き合うことに
なりました。
セッションは
まずカウンセリング、
その後、現状の動きを撮影し
フィードバック、
問題点を教えていただき、
それを踏まえて
もう一度、
撮影、フィードバック、
という流れです。
今回の自分の
課題は忘備録として
次回のブログにアップします!
後編へつづく。
要は「足首から下」~足についての本当の知識~ (じっぴコンパクト新書)
- 作者: 水口慶高,木寺英史
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2017/03/10
- メディア: 新書
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