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新潟県南魚沼市から世界に発信!田舎の鍼灸(しんきゅう)師が綴る、読書、ランニング、健康な生き方、日々のつぶやきブログ

スポーツが強くなる子の3つの特徴

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いつもありがとうございます。

 

当院も次の4月で8周年を迎えます。

 

地盤・看板・カバンもない中でスタートし

こうやって一丁前にやらせていただき

感謝です。

 

10年近くやっていると

初診時は中学生だった子も大学生に、

高校生は社会人として活躍している

子も多くなります。

 

たくさんの小学生、中学生、

高校生、大学生、社会人と

競技スポーツに打ち込んでいた人を

診てきました。

 

そのなかで

いわゆるジュニア期の選手で

スポーツの成績が上がる子と

そうでない子の傾向が分かるようになりました。

 

ということで、

スポーツが強くなる子の3つの特徴!

 

まずは

①『きちんと挨拶できること』

 

これはスポーツ以前のことかもしれませんが

人としてできるか、できないかは

大きくその後が変わってきます。

 

思春期の子でも

恥ずかしさがあっても

挨拶は基本中の基本ですよね。

 

当たり前のことが

できるかできないか、非常に大切です。

 

②『人の目を見て話せるか』

 

必ず治療する前に問診を私は行います。

だからすぐにはベッドに寝させないんですね。

治療は一方通行ではなく

二人三脚での作業なので、

よく話を聞いてからおからだを拝見しています。

 

問診をする際にこちらの顔、

目を見て話せるかも大事です。

 

やはり思春期の子は

恥ずかしいのか顔も目も合わせない子も

たまにいます。

 

そういう子は

問診でもきちんとしゃべれないんですね。

 

いつから痛くなったのか分からない

何をしていて痛くなったのか分からない

どこが痛いのかすら分からない

 

みたいな感じだと治療が組み立てられません。

 

オトナとコミュニケーションを取ることが

できない子はスポーツの成績を上げるのは難しいです。

 

③『自分の考えを持っているか』

 

これも重要です。

 

ボクは〇〇が原因だと思います!

〇〇したらこうなると思います!

 

みたいに自分の考えや

意見がある子

そして自分のからだに興味がある子は

伸びますね。

 

それに対してきちんとこちらも

アドバイスができます。

 

反面、

ただ親に連れられて来ただけ

顧問の先生に行けと言われたから来た

みたいな治療のモチベーションがない子は

伸びないのは明白です。

 

以前、学校の顧問の先生勧められて来院した

高校生の男の子がいました。

 

お母さんと一緒に来院され、

初めてなので予診票に名前や住所などを書いて

待っていてもらうように、本人に予診票を

渡しました。

 

すると、

驚きの光景が!!!!

 

その彼は何も言わず、当たりまえのように

その予診票をお母さんに渡しました。

 

すると、さらに衝撃の行動です!!!!

 

そのお母さんも何も言わずに

予診票を書き始めたのです。

 

ビックリですね。

 

そのような状態ですので、もちろん?

本人に問診をしても

いつから、どこが、どのようにして

痛くなったのか応えられないんですね。

というか、話せないんです。

 

もともと、顧問の先生に言われて来てるだけなので

治療を受けるモチベーションは低かったのですが・・・

 

時系列を追って話せない、

以前、ケガやどこかを痛めたことがない、

そういう情報を話せないんですね。

 

あとから分かったのですが

以前痛くなったことはないと言ってましたが

同業の仲の良い先生からその子が通院していたことを

知り、落胆したことがあります。

 

結局、そんな感じで治療をその日は

終えましたが、変える際にお母さんにひとこと

言いました。

 

『お母さん、○○くん、もう高校生なので

予診票くらい自分で書かせた方がいいですよ。

小学生でも自分で書ける子いますよ。

挨拶も問診で答えることもできない状態では

スポーツをやって成績を伸ばす以前の問題では

ないでしょうか?』

 

高校生も、お母さんも

怪訝そうな表情をして帰りました。

 

おそらく、そういう話をされたことが

今までなかったんでしょうね。

 

私は必要だと思えば

言いたくないことでも本人のために

伝えるべきだと思っています。

 

もちろん、その親子は

二度と当院に来ることはありませんでした。

 

スポーツが強くなる子の3つの特徴について

記事を書きましたが、

当たりまえのことを当たり前にできる、

意外とできていないんですね。

 

ほんのちょっとの差、

微差が大きな差となります。

 

当たり前のことが当たり前にできると

周りが応援してくれます。

 

周りが応援してくれれば

敵がいなくなります。

 

それを『無敵』といいます。

 

無敵の存在は本当に強いです。

 

これからもそんな子たちのために

私も頑張っていきます。