いつもありがとうございます。
少し前になりましたが、
2月1日から6日まで新潟県妙高市で
開催された
『全国高等学校スキー大会』(インターハイ)に
新潟県チームのトレーナーとして
帯同してきました。
気付けばもう
新潟県高体連クロスカントリースキー部には
2008年から関わっているので10年以上が経ちました。
以前から大会の時だけではなく
合宿やトレーニング時も積極的に参加して
指導者や選手とコミュニケーションを取るようにしています。
最近は開会式の2日前から帯同が
基本的な日程となっています。
インターハイを迎える前に選手たちは
県大会(インターハイ予選)、
国体予選、全日本選手権を走ってからの
日程ですので疲労を訴える選手も少なくありません。
そこでしっかりコンディションして
本来の実力が出せるようにお手伝いしています。
私は鍼灸師なので
普通に鍼灸治療でコンディションします。
ベッドや治療タオル、
もちろん、鍼やお灸も持参します。
お灸は煙の出ないものを使用して
どのような宿でも対応できるようにしています。
今シーズンは記録的な
小雪暖冬でスキー競技者にとっては
大変なシーズンでした。
クロスカントリースキーの会場である
妙高市池の平クロスカントリーコースも
例外でなく
5キロコースが付けられず
2.5キロコースと3.3キロコースを
雪入れをしてやっと設営した状態です。
大会期間中に
『いつも』の
降雪量が一日だけありました。
一日で70センチは
ちょっとビックリしましたけどね。
これが
『いつも』の降り方です。
合流初日の夕方から治療は入ります。
夕食を挟んで選手の就寝時間の前まで
約40分で選手の治療を行います。
選手の治療が終わってから
入浴、治療で使うタオルの洗濯、
明日の準備をして
先生方とのミーティングという毎日です。
レースが始まるまでは
私もスキーを持っていき午前中は
会場で実際走ってコース状況を確かめています。
滑る雪と滑らない雪では
体力の消耗も変わります。
それを踏まえて自ら走って確認します。
選手や指導者と共通認識があると
信頼してもらえます。
今回のインターハイは
新潟県選手は優勝者も含めて
昨年よりも入賞者が倍増しました。
これはかなり地元開催のおかげはあるかと思います。
県大会、国体予選を同コースで
こなしてきたので有利に働きました。
しかし、選手の頑張りが一番です。
今年も無事にインターハイの帯同ができて
なおかつ成績も良かったのでひと安心です。
また今までの経験を踏まえて
来シーズンも選手のコンディションの
お手伝いができるように勉強していきます!