いつもありがとうございます。
突然ですが
『調べられない』人っていますよね。
今日のことですが
診療中にいきなり飛び込みで
『うちの息子が野球をやっていて
肩が痛くて2ヶ月ボールを投げれない、
どうやら知り合いの接骨院に聞いたら
投球障害じゃないかって、
それで今病院に行ったら
予約制で診てもらえない。
鍼でなおせるか？』
って知人がいきなり来ました。
さらに
『投球障害って治療したことあるか？』
と聞くので
『普通にあります』と私。
（玄関先で話を聞いたのですが
お灸したり鍼をしているので
患者さんからあまり離れたくはないのです）
ちょっとした知人なので
冷たい反応をする訳にもいかず・・・
そもそも
痛くなってからかなり日数が経っていて
今さら慌てふためいて
あっち行ったり
こっち行ったりしているようで
うちに来る前に行った病院は
予約制か先着順であることは
事前にWEBサイトを見ればわかるはず。
さらに
『投球障害を診れるいい病院はないか？』と。
そんなのは
あなたが手にしている
スマホで調べられるでしょう
と喉元まで出かけました。
うちを頼って聞きにきたという訳ではなく
来る前に行った病院の近くに
当院があるので聞きにきたみたいです。
動くことは大事ですが
まず調べてから動いた方が
明らかに効率が良いことってありますよね。
結局のところ
まずはきちんと医療機関で
検査なり診断してもらって
しっかりリハビリまですることが
競技復帰の近道ですよ
とお伝えしました。
こういう考えの人は
治療効果を1回で望む
都合のいい考え方なので
うちには合いません。
もちろん息子さんの
切ない思いも分かりますが
物事には順序があり
それは『調べる』ことで
最善策を導き出すことができます。
たまにいるんですよね、
『調べられない』人。
というか
調べる道具や方法はあるのに
『調べない』人。
そういう人に私もならないように気をつけます。
