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第98回インターカレッジ帯同記:OBとして後輩たちを支えた日々

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2025年2月、青森県大鰐町で開催された 第98回全日本学生スキー選手権大会(インターカレッジ) に、大学OBとして帯同しました。
今回もサポートスタッフとして選手の補助を行い、トレーナーとして鍼灸施術を通じたケア も担当しました。

大会期間中、選手たちは過酷な環境の中で全力を尽くし、私自身も帯同スタッフとして貴重な経験をしました。本記事では、移動や宿泊の苦労、大会の雰囲気、後輩たちへの想い をまとめます。

 


大会開催地:青森県大鰐町と宿泊環境の厳しさ

今大会の開催地は 青森県大鰐町 でしたが、スキー場周辺の宿泊施設は厳しい状況でした。
かつて賑わっていた 大鰐温泉の旅館や民宿は、現在ほとんどが廃業 しており、宿泊地は 約30分離れた弘前市 となりました。

しかも、宿泊はビジネスホテルで食事なし
選手たちは 競技前の栄養管理を自分で考え、調達しなければならない状況 だったため、コンディション調整には苦労したと思います。

競技自体の厳しさだけでなく、こうした環境面の影響 も選手たちの負担になっていたことは間違いありません。

 

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過酷な移動:新潟から青森までの700km

 

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大会への移動は、毎年のことながら 長距離移動の体力的な負担 が大きく、年々その厳しさを実感しています。

今回は 新潟から青森まで約700km の移動。
さすがに 1日で運転するのは厳しいため、途中で休憩を挟みながらの長旅 となりました。

特に 郡山や盛岡で休憩を取りながら移動 しましたが、雪道の運転は気を抜けません。
また、移動直前に寒波が襲来し、スムーズに進めるか不安 もありましたが、大きなトラブルなく到着できたのは幸いでした。

しかし、移動だけでこれほどの負担がかかる状況では、選手たちのコンディション管理もより重要になってきます。


大会の雰囲気と運営の課題

今大会は 来年の「冬季国スポ(国民スポーツ大会)」のプレ大会 という位置づけでした。
しかし、運営面では やや手間取る場面 も見られました。

特に、

  • 宿泊地と競技会場の距離が遠い → 移動時間の負担が大きい
  • 食事の提供がないため、各自で手配しなければならない
  • TCM(チーム代表者会議)が長時間に及んでいたこと

といった点は、選手たちにとって 本来のパフォーマンスを発揮するうえで不利な要素 だったと言えます。

こうした環境面の課題が、今後の大会運営にどう反映されるのかも気になるところです。


印象的だった出来事:地元選手の活躍と選手たちの奮闘

✅ 地元・新潟県の選手たちの活躍

今大会では 中京大学の選手たちだけでなく、他校の地元選手の活躍 も印象に残りました。

ライバル校でありながら、地元の選手が躍動する姿を見るのは、競技の醍醐味 でもあります。

✅ 苦戦しながらも全力で挑む中京大学の選手たち

中京大学の選手たちは アルペン・クロスカントリー種目に出場 しましたが、今大会も 厳しい戦い となりました。

ただ、「勝ち負けだけがすべてではない」 のがスポーツの本質です。
大会を通じて得た経験は、選手たちの今後に必ず活かされるはずです。


OBとして後輩たちへ伝えたいこと

後輩たちへ伝えたいのは、「どんな経験も次につながる」ということ です。

スキー競技は、自然と向き合う厳しいスポーツ であり、毎回環境が違います。
また、競技の結果だけでなく、移動・宿泊・コンディション管理といった要素も大きく影響する ため、どんな状況でも自分のベストを尽くす力 が求められます。

そして、何より 「競技生活は一生の財産」 になります。
今大会の悔しさをバネに、次のステップへ進んでほしいと思います。


まとめ:選手たちの挑戦は続く

大鰐温泉の宿泊施設が廃業し、弘前市での宿泊に。選手は食事なしで大変だった
新潟から青森まで700kmの移動は厳しく、途中で休憩を挟みながら進んだ
大会運営の課題もあり、選手の負担は大きかった
中京大学の選手たちは苦戦しながらも全力で戦った
選手たちのサポートを通じて、改めて競技の厳しさと素晴らしさを実感

来年のインターカレッジでは、さらなる成長を期待しています!