南魚沼から世界へ発信!一鍼不乱に一灸入魂!!

新潟県南魚沼市から世界に発信!田舎の鍼灸(しんきゅう)師が綴る、読書、ランニング、健康な生き方、日々のつぶやきブログ

東洋医学的『春の過ごし方』

※本ページにはプロモーションが含まれています。

いつもありがとうございます。

関東地方は桜満開の季節になったでしょうか?

先週、横浜に行ったときは

まだ開花していないようでした。

 

www.otsuka-style.info

 

 

我が、新潟も

明日から天気が安定する予報で

桜の開花もありそうな週末を迎えます。

 

さて、以前に書いたブログ記事を

リライトして

『春の過ごし方』

お伝えしようと思います。

 

人間も自然、宇宙のなかのひとつとしての

小宇宙の概念があり、

四季に応じた生活、養生の仕方があります。

 

は新しいものを生み出す季節であり、

植物が目を地上に伸ばす季節です。

『気』が上に、上にと上昇する時期でもあります。

 

本来は、

温かく伸びやかに成長する時期です。

 

しかし、冬の寒さが残る時期でもあり、

上半身は暖かい気を感じますが、

下半身は寒冷の気が残りますので、

足元の冷えには注意です。

 

春に多い不調として、

気が昇り、うまく循環できないと、

からだの上部の病、

首肩こり、頭痛、鼻炎、のぼせ、目の不調、

精神疾患などが起きやすい時期です。

 

陰陽五行では、

春は肝臓を象徴する季節であり、

肝臓の気の不調により、

イライラ、怒り、がでやすいのです。

 

肝臓は全身の気がスムーズに流れるように、

調整する臓器として考えらえています。

 

冬の間から肝臓の気が

鬱滞していると、こころや

感情が伸びやかになりにくいため、

精神的な問題を生じることがあります。

 

現代的には、

新年度等で環境の変化についていけず、

感情が伸びやかに行きづらい時期とも考えられます。

 

当院にも、

イライラを当たるような

いわゆる逆ギレのお電話もありました。

こちらとしては、

無礼な態度で嫌な思いをしましたが、

東洋医学的に診ていくと、

説明がつきます。

 

 

気が昇った状態で

循環できずに

一時の感情にまかせて

物を言ってしまったんですね。

 

一時の感情で

たいせつなものを失わないように

したいものですね。

 

ということで

春を楽しみましょう!!