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新潟県南魚沼市から世界に発信!田舎の鍼灸(しんきゅう)師が綴る、読書、ランニング、健康な生き方、日々のつぶやきブログ

レースが中止になった今、読むべき一冊

※本ページにはプロモーションが含まれています。

リディアードのランニング・バイブル

いつもありがとうございます。

 

コロナウイルスの影響で

様々なイベントが中止となっています。

 

昨夜は超有名トレイルランニングレース

UTMF(ウルトラマウントトレイルフジ)の

中止がインターネット配信され

前日は春の高校選抜野球大会も

初めての中止が決定となりました。

 

アスリートではない私も

3月から4月にかけて

すでにエントリーしていた

4レースの中止が決まっています。

 

私にとっては参加料の

問題ではなく純粋にトレーニングの

進行状況のチェックや課題に対しての

チェックで走るのですが

やはり残念です。

 

とはいえやったトレーニングは

無駄にならないので地道に取り組んでいます。

 

レースの予定が白紙になった今、

これをチャンスととらえて

トレーニングを見直しています。

 

思いきって3月は

スピード練習を減らしてもう一度

ベース作りを目的とする方向にしました。

 

そこで参考にしたのが

ランニングの名コーチ、

アーサー・リディアードの

考え方です。

 

ランナーなら誰でも一度は

読んだことがあるのではないでしょうか?

 

『リディアードのランニング・バイブル』

リディアードのランニング・バイブル

 

 

リディアードのランニング・バイブル

リディアードのランニング・バイブル

 

 

 

1993年初版の

ランニングトレーニングから

レース、ギアについてまで書かれた

ランニングの本です。

 

『リディアードのランニング・バイブル』の

初版が発売されてから約20年、

リディアードからコーチングを受けた

橋爪伸也さんが

『リディアードのランニング・トレーニング』を書かれました。

 

リディアードのランニング・トレーニング

 

 

リディアードのランニング・トレーニング

リディアードのランニング・トレーニング

  • 作者:橋爪 伸也
  • 発売日: 2020/02/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ランニング・バイブルで伝えられなかったこと、誤解されていることを日本人として

わかりやすく解説しています。

 

ランニング・バイブルでは

とにかく走り込むことが重要視されている内容ですが、

ランニング・トレーニングでは

生理学的に

理論的に

リディアードの考え方が書かれています。

 

リディアードの基礎の要点を絞ると

1 有酸素能力の発達

2 個々の反応に応じた対応(バランス)

3 感覚重視

4 段階だった能力の発達

5 ピーキング

 

を考慮したトレーニングとなります。

 

それは

有酸素運動を中心とした走り込み

ヒルトレーニング

(坂道を使った効率の良いフォームと

スピード練習の基礎)

無酸素インターバル

コーディネーション

テーパー(調整)

レース

 

というピラミッド型の

トレーニングメソッドとなります。

 

実は単に走り込み重視ではなく

段階を追ってバランスを重要視しています。

 

しかし、有酸素運動の比率は

高く、有酸素運動能力をしっかり上げてから

スピードトレーニング期でも

その能力を落とさないようなメニューが

多いです。

 

レースが中止になっている今

もう一度ベースづくりとして有酸素エクササイズの

比率を高め、来るべきレースに向けて地道に

トレーニングしていきます!