いつもありがとうございます。
私は大学まで、
クロスカントリースキー競技を
行っていました。
成績は出ませんでしたが、
そのおかげで、
鍼灸師として、
また競技の世界にいます。
クロスカントリースキーとは、
細くて長く、
エッジのないスキーで、
長いストックを使い、
雪原のなかを滑走する
競技です。
以前は
雪上のマラソン、
などと表現されることも
ありましたが、
道具の進化、
競技も長い距離のディスタンス種目
だけでなく、
1キロほどの
スプリント種目の登場により、
よりスピード化してきました。
とはいえ、
全身持久力が
競技成績を左右します。
トレーニングは
厳しく、コンディショニングも
整えなければなりません。
クロスカントリースキー選手は
スキーを履くだけが
コンディショニングではありません。
シーズン中も、
軽いランニングで
からだをほぐして
コンディショニングします。
ランニングが走れる選手が
ほとんどですが、
その足元を見ると・・・
足元は
コンディショニングできていません。
選手が泊まっている宿舎の
下駄箱です。
ランニングシューズが並んでいますね。
よく見ると・・・
レーシングシューズ、
もしくは
ライトトレーニングシューズのみ
ですね。
本来、
ランニングシューズの
レーシングシューズや
ライトトレーニングシューズは、
早く走るためのシューズです。
目的は、
早く走るためなんです。
ということは、
クロスカントリースキー選手が
コンディショニングトレーニング
(通称 コントレ)で
使うには、
目的が異なります。
クロスカントリースキー選手が
走るペースは
ほぼゆっくりジョグくらいですね。
もちろん、
ダッシュや早い動きを
取り入れている選手もいますが、
冬のランニングの目的は、
からだをほぐしたり、
心肺機能を低下させないためです。
ゆっくりジョグや
からだをほぐすためには
早く走るための
レーシングシューズは
必要ありません。
というか、
ミスマッチなんです。
クロスカントリースキー選手の
コントレこそ、
ランニングシューズでも、
サポートの効いた
トレーニングシューズが
適しています。
冬のランニングに使うには
トレイルランのシューズも
良いですね!
トレイルランのシューズも
アッパーが防寒対策してあったり、
踵がしっかりしていれば、
なお、良いです。
疲れた足元を
しっかり支え、
ランニングという前方方向へ
重心を誘導してくれる
シューズを使うべきです。
さらに、
トレーニングシューズと
ほぐす意味で、
ベアフット系のシューズ
(ナイキフリーなど)を
使い分けたら
最高のコンディションになりますね。
ということで、
クロスカントリースキー選手こそ、
コントレでは、
トレーニングシューズを
うまく使いこなしましょう!
シューズの選び方についてはこちら→